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「第12回永井隆平和記念・長崎賞」受賞者発表

12月26日、長崎市内において、永井隆平和記念・長崎賞委員会を開催し、第12回の受賞者をウクライナ国立内分泌代謝研究所内分泌病理研究部門長のタチアナ・ボグダノワ教授とすることを決定いたしました。

授賞式は、平成31年2月8日(金)午後4時よりホテルニュー長崎(長崎市内)において、開催予定です。

受賞者について

  • 『Tetiana Bogdanova(タチアナ ボグダノワ)』
  • ウクライナ 1948年4月8日生(70歳)
  • < 主な略歴 >
  • 1974年~1992年 国立内分泌代謝研究所研究員
  • 1992年~ 現在 国立内分泌代謝研究所
                       内分泌病理研究部門長
  • 2002年~ キエフ国立大学教授(内分泌学)
< 受賞の理由 >

タチアナ・ボグダノワ氏は、内分泌病理学の専門家として放射線誘発甲状腺がんに着目し、チェルノブイリ原発事故により被ばくした若年者の甲状腺がんの診断及び調査研究において、長年に亘り多大な貢献をされてきました。

ボグダノワ氏は、チェルノブイリ原発事故の発生後に多発した放射線誘発小児甲状腺がんについて、病理学の観点からその特徴を詳細に検討し、他の研究者との共同研究も数多く行われています。

また、ボグダノワ氏が参画した甲状腺がん国際チェルノブイリ組織バンク(CTB)では、ウクライナにおける組織の立ち上げと甲状腺がんサンプルの収集や病理標本の作成において、主導的な役割を果たされました。

さらにボグダノワ氏は、EU、アメリカ、ドイツ、日本との数多くの共同国際プロジェクトに参画し、国内外の学会や会議で、これまでに得た重要な知見を発表されています。

以上のように、研究者個人及び組織の指導者としての2つの側面から、タチアナ・ボグダノワ氏の高い専門性と模範的な活動を評価し、今回の受賞となりました。

永井隆平和記念・長崎賞について

< 賞の目的 >

旧制長崎医科大学放射線医学教室 永井 隆 教授の崇高な平和希求の精神を引き継ぎ、国際社会におけるヒバクシャ医療への貢献者を広く顕彰することにより、その継承者を育成し、将来に向けた原爆関連医療の遺産を継承する。
平成7年に長崎原爆被爆50周年の記念事業として創設。

< 対象 >

原子爆弾による被爆者及び放射線被曝事故等による被災者に対する治療及び調査研究等の分野において、ヒバクシャ医療の向上・発展、ヒバクシャの福祉の向上を通じて世界平和に貢献し、将来にわたる活躍が期待される国内外の個人又は団体。

< 受賞者の選考 >

国内外の学者、有識者等の個人並びに大学、調査・研究機関、自治体等の団体に候補者の推薦を依頼し、学識経験者で構成する選考委員会において選考し、関係各界の有識者で構成する永井隆平和記念・長崎賞委員会において決定する。

< 第12回 永井隆平和記念・長崎賞委員会 >

委員長

  • 森崎 正幸 長崎県医師会長(長崎・ヒバクシャ医療国際協力会会長)

委員

  • 中村 法道  長崎県知事
  • 田上 富久  長崎市長
  • 河野 茂   長崎大学学長(長崎・ヒバクシャ医療国際協力会副会長)
  • 徳永 英彦  株式会社長崎新聞社 代表取締役社長
  • 宮脇 雅俊  長崎商工会議所会頭
  • 永井 徳三郎 長崎市永井隆記念館館長

その他の更新情報

機関誌ナシム第44号を発行しました

<機関誌 見出し>

  • カザフスタンへ専門家派遣
  • チェルノブイリ・カザフスタン関連国医師へのヒバクシャ医療研修
  • 出前講座を実施しました

書籍「漫画で学ぶ長崎原爆」を発刊いたしました

書籍「漫画で学ぶ長崎原爆」を発刊いたしました。PDFファイルをご用意しておりますので「平和学習」などにご活用いただければと思います。

出前講座の開催について

出前講座の開催をご希望される各小中学校様のために、ご案内と申し込み様式をご用意いたしました。出前講座のページよりご利用ください。