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「第13回永井隆平和記念・長崎賞」受賞者発表

永井隆平和記念・長崎賞委員会が12月23日に開催され、第13回の受賞者は「佐々木 康人」氏に決定いたしました。

受賞者について

  • 『佐々木 康人(ささき やすひと)』
  • 日本 1937年4月2日生(83歳)
<現所属>
  • ・湘南鎌倉総合病院附属臨床研究センター
     放射線治療研究センター長
    ・放射線影響協会理事長
< 主な略歴 >
  • 2001年~2009年
    国際放射線防護委員会(ICRP)主委員会委員
  • 2004年~2005年
    原子放射線の影響に関する国連科学委員会議長
  • 2003年~2007年
    放射線審議会会長
  • 2001年~2008年
    原子爆弾被爆者医療分科会会長
< 受賞の理由 >

佐々木康人氏は核医学分野における診断法の開発に加え、炭素イオン線による重粒子線治療の臨床応用を主導するなど、放射線の診断・治療への応用に大きく貢献されました。1999年の東海村JCO臨界事故が発生した際には、放射線医学総合研究所所長として重度被ばく者の治療を指揮するなど、放射線災害医療の分野においても多大な貢献を行われました。

また、原子爆弾被爆者医療分科会会長任期中には、新しい認定基準を定め、原爆症認定に被ばく者救済の立場に立つとの理念を明確にされました。

さらに国際的には、国際放射線防護委員会(ICRP)主委員会委員、第三委員会委員、国連科学委員会(UNSCEAR)の議長、日本代表としての活動を通じて、放射線被ばくの影響についての科学的知見を踏まえた放射線防護の基準策定に貢献してこられました。

これらの活動を評価し、今回の受賞となりました。

永井隆平和記念・長崎賞について

< 賞の目的 >

旧制長崎医科大学放射線医学教室 永井 隆 教授の崇高な平和希求の精神を引き継ぎ、国際社会におけるヒバクシャ医療への貢献者を広く顕彰することにより、その継承者を育成し、将来に向けた原爆関連医療の遺産を継承する。
平成7年に長崎原爆被爆50周年の記念事業として創設。

< 対象 >

原子爆弾による被爆者及び放射線被曝事故等による被災者に対する治療及び調査研究等の分野において、ヒバクシャ医療の向上・発展、ヒバクシャの福祉の向上を通じて世界平和に貢献し、将来にわたる活躍が期待される国内外の個人又は団体。

< 受賞者の選考 >

国内外の学者、有識者等の個人並びに大学、調査・研究機関、自治体等の団体に候補者の推薦を依頼し、学識経験者で構成する選考委員会において選考し、関係各界の有識者で構成する永井隆平和記念・長崎賞委員会において決定する。

< 第13回 永井隆平和記念・長崎賞委員会 >

委員長

  • 森崎 正幸 長崎県医師会長(長崎・ヒバクシャ医療国際協力会会長)

副委員長

  • 片峰 茂  長崎大学学長(長崎・ヒバクシャ医療国際協力会副会長)

委員

  • 中村 法道  長崎県知事
  • 田上 富久  長崎市長
  • 徳永 英彦   株式会社長崎新聞社 代表取締役社長
  • 宮脇 雅俊  長崎商工会議所会頭
  • 永井 徳三郎 長崎市永井隆記念館館長


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